有志連合がシリア軍を空爆、兵士死亡 安保理が緊急会合
国連安全保障理事会は現在、今回の空爆について協議するため緊急会合を開催をしている。
シリアでは12日に停戦が発効していた。停戦協定ではシリア政府軍と反体制派との間の戦闘の中止を求めているが、テロ組織に指定されたISISやシリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)は対象とならない。
デリゾールでは長年にわたり、シリア政府軍がISISとの戦闘を展開しており、ISISが同市の大半を掌握している。今回の空爆が実施されたシリア東部は停戦地域に含まれていなかった。
CNNの軍事専門家は、今回の空爆により、米ロが共同で軍事行動調整拠点を設ける計画は不透明になったと指摘する。