アレッポに停戦後初の空爆、1人死亡 シリア停戦に暗雲
米軍は空爆の実行を認めているが、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を標的としたものであり、シリア軍兵士に当たったとすれば偶然だとしている。
米国は空爆をめぐり遺憾の意を表明。有志連合の一員として軍用機を今回の作戦に派遣していたオーストラリアは、犠牲者の家族に哀悼の意を表した。
一方、ロシア外務省は声明で、ISISやシリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)などのテロ組織との闘いにおいて、米国がロシアとの間に緊密な協力関係を構築するのをかたくなに拒んできたことが今回の事態を招いたとの見方を示した。