モスル進攻、住民がキャンプへ避難 家族と2年ぶり再会も
車いすに乗った高齢の女性は、夜通し続いた戦闘のために一晩中眠れなかったといい、「自分たちの車は持って来られなかったので、ずっと歩き続けてきた」と語った。
女性に付き添っていた若い男性は、自宅前にISISが路上爆弾を仕掛け、屋根の上には狙撃手がいたと話している。
別の女性は、ISISが逃げようとする市民を銃撃していると証言し、幼い娘を抱きしめた。
避難民の多くはISISの支配から解放されたモスル東部や周辺の集落から来た住民で、ISISが同地を制圧した2014年以来、脱出できなくなっていたと話す。