ISIS高位司令官、空爆で死亡 フセイン時の情報機関幹部
イラク北部アルビル(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」からの奪還作戦が続くイラク北部モスルで、有志連合の空爆によりISISの高位司令官が死亡したことが12日までに分かった。イラク軍の情報機関筋がCNNに明かした。
同筋情報によると、マフムード・シュクリ・ヌアイミ容疑者は8日、モスル西部でイラク主導有志連合の空爆により殺害された。ISISも動画でヌアイミ容疑者の死亡を確認。この中で同容疑者について「戦闘で死亡した殉教者」と言及した。
同筋は、ヌアイミ容疑者がフセイン政権下で情報機関幹部だったと指摘した。
イラク軍は先月、国内のISISの最大拠点であるモスルの奪還に向けて軍事作戦を開始。今月に入り、モスル市内にも進軍し、ISISとの激しい戦闘が続いている。