キリスト教教会で爆発、25人死亡 エジプト首都
エジプトのイスラム法最高権威者、大ムフティも声明で「教会への攻撃はイスラム法(シャリア)で禁止されている」と強調し、「イスラム教徒とキリスト教徒の分断を図る黒いテロ」に対抗して団結しなければならないと訴えた。
大聖堂の前では11日、数百人規模のデモ隊が警察などの対応に抗議し、内相の辞任を要求した。
同国では9日にもカイロ近郊ギザのピラミッドに向かう通りで爆発が起き、警官6人を含む7人が死亡していた。
コプト教徒は同国の人口の約1割を占める。2011年のムバラク政権崩壊以降、迫害や差別の激化に直面している。