キリスト教教会で爆発、25人死亡 エジプト首都
(CNN) エジプトの首都カイロにあるキリスト教の一派コプト教の教会で爆発があり、国営アルアフラム紙によると少なくとも25人が死亡、数十人が負傷した。
現場はコプト教徒の聖地として知られる聖マルコ大聖堂の付属教会。爆発は11日朝に起きた。
国営中東通信(MENA)が治安筋の話として伝えたところによると、犯行にはTNT火薬12キロが使われた。
現場からのビデオにはガラスなどの破片が散乱した床や、血のしみがついた座席などが映っている。
シーシ大統領は声明で犯行を非難し、3日間の服喪期間を宣言した。
犯行声明は出ていない。エジプト治安当局を標的に攻撃を繰り返している武装勢力は「預言者の教えによれば子どもや女性、高齢者、礼拝中の信者を攻撃してはならない」として、犯行を非難する声明を出した。