ISIS戦闘員、空爆で4分の3が死亡と米特使 14年以降
特使は大統領への報告の後、報道陣に対し「イラクとシリアにおいて戦闘に即応できる兵士の数は過去最低水準にある」と述べた。また、外国からの戦闘員の流入も、監視や国境警備の強化により食い止められていると述べた。
14年の開始以降、ISISを標的とした空爆は1万7000回に及ぶと特使は述べた。大半は米軍機による攻撃で、4500回は有志連合の他の国々が行った。
この会合では、シリアのアレッポで起きている人道危機についても話し合われた。ホワイトハウスによれば、オバマ大統領は「暴力を緩和し、人道援助団体のアクセスを支援するとともに、市内に取り残された人々が希望に応じて安全に外に出られるよう、同盟国や関係機関と連携してあらゆる手段を取るように」指示したという。