ロシアがモンテネグロを批判、クーデターに関与との主張受け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
モスル空爆の民間人への被害について、ロシアが米国の弁明を非難

モスル空爆の民間人への被害について、ロシアが米国の弁明を非難

モスクワ(CNN) バルカン半島のモンテネグロで昨年10月、ロシアが関与するクーデター未遂があったとモンテネグロ側が主張している問題で、ロシア政府は22日、疑惑を否定するとともに両国関係に害を及ぼすと批判した。

モンテネグロのミリヴォイェ・カトニッチ首席特別検察官は、10月に当時のジュカノビッチ首相を暗殺し政府転覆を狙ったクーデター計画にはロシアの情報機関が関与していたとの当局の見方を明らかにした。

カトニッチ氏は地元テレビに19日に出演し、モンテネグロ当局はロシアの連邦保安庁がクーデター未遂に関与した証拠を持っていると語った。

だがロシア政府は疑惑をすぐに否定。さらに22日には、疑惑を裏付ける証拠を見せるよう求めた。

ロシア外務省のザハロワ報道官は記者会見で「当然ながら、モンテネグロ当局も西側メディアもこうした疑惑を裏付けるいかなる証拠も示していない」と指摘。「こうしたことは、ロシアとモンテネグロの関係に深刻なダメージをもたらしつつある」と警告した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]