仏大統領選のフィヨン候補、公金流用疑惑でも撤退はせず
正式な立候補には、3月17日までに全国の議員らから500人分の支持署名を集める必要がある。第1回投票は4月23日で、もし過半数を獲得できた候補がいなければ、決選投票が5月7日に行われる。
最近3回の世論調査ではいずれも、第1回投票の勝者はルペン氏で、2位をマクロン氏とフィヨン氏が争う構図になっていた。
疑惑はフィヨン氏の妻と2人の成人した子どもが「議員スタッフ」として計100万ユーロ近い給与を公金から受け取っていたというもの。だが実際には、勤務実態はなかったという。