パリで警官銃撃、1人死亡 射殺の容疑者は当局の監視対象
銃撃を受けて警官1人が即死し、男は逃走。さらに警官2人に発砲して負傷させたが、警官隊との銃撃戦で死亡した。
死亡したのは30歳の警官だった。負傷した警官の1人は重体となっているが、容体は改善しているという。観光客の女性1人も負傷した。
事件を受けてシャンゼリゼ通りは封鎖され、現場に近い地下鉄の駅も閉鎖されたと伝えられている。
フランスは3日後に大統領選挙を控える。20日の候補者討論会は予定通りに行われた。
パリでは2015年、130人が死亡する連続テロが発生した。非常事態宣言は今も解除されず、大統領選挙や総選挙に向けて当局が警戒を強めていた。