子どもが住みやすい国のランキング、北欧諸国が上位独占
子どもの殺人被害が多い国の上位10カ国は全て中南米に集中している。犯罪組織や麻薬関連の事件が続発しているためだという。
一方、世界の乳幼児の死亡数は1990年から半減した。妊産婦や新生児への医療支援が成果を挙げているとみられる。
ただ専門家によれば、この報告書は世帯ごとの調査に基づいているため、路上や施設で暮らす子どもが対象に含まれない。実態に比べ、控えめな数字にとどまっているとの指摘もある。
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ランキングの上位10位と下位10位は以下の通り。
良い国
1位:ルウェー、スロベニア
3位:フィンランド
4位:オランダ、スウェーデン
6位:ポルトガル
7位:アイルランド
8位:アイスランド、イタリア
10位:ベルギー、キプロス、ドイツ、韓国
悪い国
1位:ニジェール
2位:アンゴラ
3位:マリ
4位:中央アフリカ共和国
5位:ソマリア
6位:チャド
7位:南スーダン
8位:ブルキナファソ
9位:シエラレオネ、ギニア