英で難病の赤ちゃんが死亡、延命措置止める
両親はその後の裁判で、病院やホスピスではなく自宅でチャーリーちゃんをみとる権利を訴えた。一方、病院側は付き添いを希望するケア担当者がいないことなど、障壁が多すぎると主張。論争の焦点は人工呼吸器の取り外しを病院、ホスピス、自宅のいずれで行うか、また自宅の場合は移送後すぐに外すか、または数日後に外すかといった点になった。
27日、病院と両親が合意に至らないまま、生命維持装置を外してチャーリーちゃんをホスピスに移送するとする裁判所の命令が発効した。
イェーツさんは「私たちはただ、息子との少しの安らぎの時間がほしかった。病院も、弁護士も、裁判所も、メディアもない、ただ一番いとしい方法でさよならを言うためのチャーリーとのいい時間がほしかった」との声明を出した。