北朝鮮、安保理制裁に反発 米国への報復を宣言
フィリピンを訪れているティラーソン米国務長官は、国連安保理が新たに採択した決議について、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に対する断固たるメッセージだと指摘。国際社会は朝鮮半島の非核化に向けた関与で一致していると語った。
ティラーソン長官はまた、北朝鮮について、異なった道を選択する決断に至ることを望むとし、「条件が整えば、北朝鮮の将来について対話を持つことが出来る」と述べた。
専門家からは、北朝鮮のICBMについて理論的には米国本土に到達する能力があるとの見方が出ている。
北朝鮮政府は、兵器開発プログラムが米国による体制転換の阻止に向けて重要だと考えている。7月のICBM発射試験は、北朝鮮が米国を核兵器で攻撃する能力を獲得する取り組みにおいて重要な進展を見せた可能性がある。