アフガンでシーア派モスク襲撃、20人死亡 ISISが犯行声明

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襲撃現場を離れる人々

襲撃現場を離れる人々

(CNN) アフガニスタンの首都カブールで25日、イスラム教シーア派のモスク(礼拝所)に対する襲撃があり、保健省報道官によると、少なくとも20人が死亡、50人が負傷した。過激派組織「イラク・シリア・イスラム 国(ISIS)」が犯行声明を出した。

襲撃は同日午後の早い時間帯に発生。内務省報道官によると、信者が金曜礼拝に参列していた際、襲撃犯3人のうちひとりがモスクの出入り口で自爆。残りの実行犯がモスクを襲撃し、治安部隊に向かって発砲した。当局は4時間近くに及ぶ銃撃戦の末、銃で武装した男らを殺害したという。

ISISはメディア部門のアマク通信を通じ犯行声明を発表。ISISの自爆要員が同モスクを襲撃したとしている。

アフガン国内のシーア派信者を標的にした襲撃に関しISISが犯行声明を出すのは、今月に入り少なくとも2度目。ISISは西部ヘラートのモスクで今月1日に2人が自爆した事件に関しても、犯行への関与を主張していた。地元当局者によると、この攻撃では夕方礼拝に集まっていた30人以上が殺害されたという。

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