ハリケーン直撃のバーブーダ島、無人に 300年で初
サンダース氏によると、住民のうち1700人は当局などが避難させ、残りは自力でアンティグア島に到着した。
同国政府は、一部の住民はバーブーダ島再建後もアンティグア島に残ることを選ぶかもしれないが、多くは自宅に戻ることを望むだろうとみている。バーブーダ島は約160平方キロの小さな島であり、住民は島への帰属感が強い。サンダース氏は同島こそ先祖の眠る場所だと指摘。「数世代の人々があの島に住んできた。彼らは他には何も知らない。島への帰属意識が極めて強い」と述べた。