鉄道駅の陸橋で将棋倒し、22人死亡 インド
ニューデリー(CNN) インド西部の都市ムンバイにある鉄道駅で29日、利用客らが将棋倒しとなり地元警察によると少なくとも22人が死亡、35人が負傷した。
インド鉄道省の報道官が地元メディアに明らかにしたところによれば、事故は現地時間午前10時30分ごろ、市内のプラブハデビ駅に設けられた陸橋で起きた。
当時、プラットホームの間にかかるこの狭い陸橋は、突然の豪雨を避けようとする人たちでごった返していた。雨がやみ人々が歩き出そうとした際、誰かが足を滑らせたことで将棋倒しが発生したとみられる。
テレビやソーシャルメディアの映像には、事故に巻き込まれるのを避けようと手すりや階段を必死に乗り越えようとする人々や、すでに絶命した人の体が引っ張り出される様子が映っている。
モディ首相はソーシャルメディアの公式アカウントで、事故で亡くなった人たちへの弔意を表明した。
ムンバイでは8月末にも、3階建てのビルが倒壊して33人以上が死亡する事故が起きている。