日米韓が北朝鮮に「自制」求める 米爆撃機の太平洋派遣も

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米軍は先週末、B2爆撃機を太平洋へと派遣した

米軍は先週末、B2爆撃機を太平洋へと派遣した

(CNN) 日米韓の3カ国は30日に声明を発表し、北朝鮮に対して「無責任な挑発の自制」を求め、兵器開発による「破壊的で無謀な道」から離れるよう促した。

28日には米国防総省のマティス長官が、「北朝鮮の核は容認しない」と言明し、「北朝鮮が核兵器を使用すれば、効果的で圧倒的な大規模軍事対応で応じる」と語っていた。

米戦略軍は先の週末にかけて、空軍のB2ステルス爆撃機を太平洋に派遣したと発表。これに先立ち米軍は、空母2隻を新たにアジア太平洋地域に派遣し、日本を拠点とする空母「ロナルド・レーガン」と合流させている。

米空軍はB2のほかにも、今月行われた韓国の航空ショーでF22ステルス戦闘機とB1爆撃機を飛行させた。

11月にはF35ステルス戦闘機を初めて太平洋に配備する計画で、第5世代戦闘機12機を沖縄の嘉手納基地に派遣する。

10月中旬には海軍が誘導ミサイル潜水艦「ミシガン」を韓国の釜山に寄港させた。同艦は地上攻撃巡航ミサイル「トマホーク」154発を搭載し、特殊部隊のSEALを密かに敵地に送り込める能力を備える。

ステルス戦闘機の派遣に対しては、北朝鮮を挑発して、戦闘機が配備された空軍基地に対する北朝鮮の先制攻撃を招く事態になりかねないとして、専門家から反対の声も上がっていた。

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