英王子と婚約のフェミニスト、王室の現実を前に沈黙か
マークルさんは、極めて公的で、極めて家父長的な制度のルールに黙々と従うかもしれない。そうしなければ愛する人を失うことになるからだ(それに、王族であることにはメリットもたくさんある)。
残念なのは、マークルさんが自分自身の人生についてそうした計算をしていることではなく、王室がいまだに結婚相手の女性に対してそのような犠牲を払わせているという点だ。王室は彼女たちの強い声を黙らせ、世界からその活発さや天賦の才能を奪い続けている。
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本記事は米ニューヨークとケニアのナイロビで活動するジャーナリストで、「Hスポット:幸福を追求するフェミニスト」の著者ジル・フィリポビッチ氏による寄稿です。記事における意見や見解は著者個人のものです。