庭師の男、連続殺人の容疑で逮捕 遺体を植木鉢に埋める
(CNN) カナダ・トロントの警察は31日までに、66歳の庭師の男を殺人の容疑で逮捕したと明らかにした。犠牲者の遺体の一部を植木鉢に埋めていたとされる。男は5件の殺人の容疑に問われているが、警察によれば、犠牲者の数は増える可能性もある。
警察は男が働いていた地所30カ所以上を特定した。また、容疑者の過去の顧客に対して名乗り出るよう求めている。
警察は当初、犠牲者は全員、市内にある同性愛者が多く住むゲイ・ビレッジの出身だと考えていた。しかし、新しい証拠によって、犠牲者のプロフィルが広がったという。
最後の犠牲者2人が当初の犠牲者のプロフィルと一致せず、事件の範囲がゲイコミュニティーだけではなく、トロント市まで広がったという。
警察は容疑者の男を連続殺人犯だとみている。捜査官は「トロント市で、これまでに見たことのないものだ」と指摘。全てのリソースがこの事件に投じられており、前例のない種類の捜査だという。
容疑者の男は今月初め、2件の殺人で起訴された。昨年行方不明となった男性2人の死に関連したものだった。
今月に入り、警察は2012年にまでさかのぼる行方不明の人物に関連して3件の殺人容疑を付け加えた。