取り残されたロヒンギャ6000人、ミャンマーに送還へ
国連難民高等弁務官事務所は20日、ロヒンギャの人たちは、ミャンマーへ戻ることに不安を感じていると指摘し、「自分の国から避難してきた人たちは安全を保証される必要があり、今後についても本人たちの意見を聴かなければならない」と強調した。
国連広報も、「帰還の決定は自発的でなければならず、情報に基づいて自由に選択してもらう必要がある」と述べている。
ミャンマーとバングラデシュは昨年、難民の帰還について合意しており、1月から帰還が始まる予定だった。しかしこれまでのところ、ミャンマーに戻ったロヒンギャは1人もいない。