シリア政府軍、東グータの一部地区を制圧 救援物資搬入できず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
破壊された家を見て回る民間人=2月28日

破壊された家を見て回る民間人=2月28日

窮状に陥った住民のための支援物資搬入も滞っている。国連の支援物資9万人分を積んだトラック45台は、まだ東グータに入ることができていない。

国連人道問題調整事務所は4日の声明で、一部地域には5日に支援物資が届けられることを望むと発表。「現地のチームはそれを実現するために全力を尽くす用意がある」とした。

国連のパノス・ムムツィス・シリア担当地域人道調整官が4日に発表した声明によると、シリア政府軍が東グータに対する空爆と地上作戦を開始した2月18日以来、死者は約600人、負傷者は2000人を超えた。

一方、医療支援団体「国境なき医師団」は、2月18日~27日までの間に死亡した民間人は770人、負傷者は4000人以上としている。

同時に、ダマスカス近郊では東グータからの地上攻撃や砲撃によって、民間人に多数の死傷者が出ている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]