バングラ機が着陸失敗、死者49人 ネパールの空港
ニューデリー(CNN) ネパールの首都カトマンズのトリブバン国際空港で12日午後2時15分(日本時間午後5時30分)ごろ、USバングラ航空の旅客機が着陸に失敗して炎上し、少なくとも49人が死亡した。
旅客機は乗客乗員71人を乗せてバングラデシュの首都ダッカを出発していた。
現場で40人の遺体が収容され、9人が搬送先の病院で死亡。負傷者22人が病院で手当てを受けている。
空港の責任者がCNNに語ったところによると、乗客のほとんどがネパール人とバングラデシュ人で、1人が中国、もう1人がモルディブの出身。乗員4人は全員バングラデシュ人とされる。
この責任者によると、同機は滑走路の南側から着陸する許可を得ていたが実際には北側から入った。理由は明らかでないという。
着陸前に異常な低空飛行をしていたとの目撃証言もある。飛行記録装置と操縦室の音声記録装置はいずれも回収されている。
現場には先月就任したばかりのオリ首相が視察に訪れた。