イラクで米軍ヘリ墜落、原因特定へ
ワシントン(CNN) イラク西部のシリア国境付近で、米軍のヘリコプターが墜落したことが16日までに分かった。複数の米国防当局者が明らかにした。当局者の1人によると、死者が出た可能性があり、墜落から1時間以内に救助チームが現場に到着したという。
墜落したヘリは「HH60ペイブホーク」で、「ブラックホーク」と同系列の機種。
当局者はこうした情報について、初期段階のものであることに注意を促した。ペイブホークは要員7人を乗せていたものの、戦闘任務には就いていなかったとしている。
また、初期段階では敵対勢力の攻撃を示す情報はないとしつつも、事実関係を明らかにする必要性を強調した。
シリアとイラクで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦う米主導有志連合もCNNに、イラク西部で米軍機が墜落したことを明らかにした。事故原因の特定に向けた調査に着手する方針だという。