アジア太平洋諸国の国力ランキング、米国首位も中国猛追の予想
ただし、日本は脅威への対応力と軍事力で近隣の中堅国を下回り、インドは国防体制のランクが低い。
一方、両国のすぐ後を追う5位のロシアは軍事力、外交面の影響力、脅威への対応力が非常に高い。
中堅国では6位のオーストラリア、7位の韓国に続き、8位にシンガポールが入ったのが目につく。同国の強みは高レベルの経済関係と国防体制だ。ただし米中間の貿易戦争など、経済に異変が起きた場合に最も影響を受けやすいのもこの国だろう。
ランキングの最下位は北朝鮮だった。核開発を進め、最近は活発な外交を展開しているが、「非常にもろい国家であることが全ての強みを打ち消している」と、ルメイユ氏は指摘した。