花火の爆発で24人死亡、救急隊も巻き添え メキシコ
メキシコ市(CNN) メキシコの首都メキシコ市郊外にある花火工場で5日、相次ぐ爆発があり、安全対策当局によると少なくとも24人が死亡、数十人が負傷した。
爆発はメキシコ市郊外のトゥルテペックにある花火工場で発生。衛生当局によると、最初の爆発から1時間もたたないうちに、さらに3度の爆発が相次いだ。犠牲者の中には7歳の子どもも含まれるという。
トゥルテペックはメキシコ市からおよそ40キロ北部にあり、同国の花火の首都と呼ばれている。
最初の爆発の通報で警察や消防が駆け付けて対応に当たっていたところ、2度目の爆発が起き、隊員らが巻き込まれた。政府によれば、死者の中には消防士や警察官、民間人が含まれるという。
トゥルテペックでは2016年にも花火市場で爆発があり、30人以上が死亡。2005年にこの市場で起きた爆発では大勢の負傷者が出ていた。
同市には200年におよぶ花火製造の伝統があり、毎年開かれる花火フェスティバルは国際的にも注目を集める。