カブール空港近くで自爆テロ、14人死亡 副大統領が標的か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アフガン首都カブールにある国際空港近くで自爆テロが発生した/CNNI

アフガン首都カブールにある国際空港近くで自爆テロが発生した/CNNI

(CNN) アフガニスタンの首都カブールにある国際空港近くで22日、自爆テロがあり、警察によれば、14人が死亡し、60人が負傷した。

警察の広報担当は、トルコに亡命していたドスタム副大統領が標的だった可能性があるとの見方を示した。ドスタム副大統領は昨年、政敵に対する拷問や虐待に関する非難を受けてトルコに出国していたが、22日にアフガンに戻ってきていた。

自爆犯は、空港近くで警官に身元が割れると、爆弾を爆発させた。死者の中には警官1人が含まれるという。

米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ」によれば、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出した。

アフガニスタンでは今年に入り、暴力による民間人の死者数が増えている。国連が先ごろ発表した報告書によれば、2018年1~6月期に死亡したアフガニスタンの民間人は約1700人と過去最高の水準だった。過去10年の中で最も多い死者数だという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]