アジア各地を襲う異常気象 ベトナムで21人死亡、上海は19万人が避難

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豪雨で冠水した道路を現地の人が車両で進んでいる=19日、中国ハルピン/Tao Zhang/Getty Images

豪雨で冠水した道路を現地の人が車両で進んでいる=19日、中国ハルピン/Tao Zhang/Getty Images

(CNN) 記録的な豪雨や猛暑がアジア各地を襲っている。ベトナムでは洪水による死者が続出、中国では19万人が避難して交通機関が混乱し、日本では猛烈な暑さが続く。

国営ベトナム通信の22日の報道によると、同国では台風9号(ソンティン)による豪雨の影響で、北部のタインホアやイエンバイで土砂崩れや住宅の浸水が相次ぎ、21人が死亡、多数が行方不明になっている。

各地の自治体は行方不明者の捜索を続けるとともに、自宅を失った住民のための滞在先を手配し、危険な場所から住民を避難させた。

政府は軍を動員して、住宅や医療拠点、病院、学校といったインフラの復旧を進めている。

ベトナムの気象当局は、24日まで暴風が続くと予想。CNNの気象専門家によると、ベトナム北部や中国南部では今後数日にわたって豪雨が続く見通し。

一方、中国では東部を襲った台風10号(アンピル)のために、上海や江蘇省で被害が出ている。

中国国営新華社通信の22日の報道によると、上海はアンピルの上陸に伴う豪雨や暴風に見舞われ、19万人あまりが安全な場所に避難した。

アンピルは現地時間の22日午後0時半、上海の崇明島に上陸。現地の防災当局は同日朝までに、沿岸部の住民や仮設住宅などの住民を避難させたことを確認した。

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