教育施設に自爆攻撃 48人死亡、67人負傷 アフガン首都
アフガニスタン・カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールで15日、教育施設を狙った自爆攻撃があり、政府当局者らによると、少なくとも48人が死亡、67人が負傷した。
現時点で犯行声明は出ていない。
アフガンでは最近、カブールの南方にあるガズニでも反政府武装勢力タリバーンとの激しい戦闘が勃発しており、政府権力にとって深刻な問題となっている。
国連児童基金(ユニセフ)は憂慮を表明。「アフガン全土で特にここ1週間、暴力が激化している現状を深く懸念している」とし、最大の犠牲者となっているのは依然として子どもたちだと指摘した。
今回の事件については、カブール市内で行われていた英語の授業が直接攻撃を受けたことを強調。16~18歳の子どもたち数十人が死傷したとして、「嘆かわしいこと」と述べた。
そのうえで、紛争に関わるあらゆる勢力に対して人道原則の順守と尊重を呼びかけ、全ての子どもの安全と保護を確約するよう改めて求めた。