仏ストラスブールで銃撃 2人死亡、10人負傷 容疑者は逃走
(CNN) フランス東部ストラスブールで11日、銃撃があり、当局によると少なくとも2人が死亡、10人が負傷した。
警察発表によると、容疑者は身元が特定されたものの逃走中。銃撃は現地時間の午後8時(日本時間12日午前4時)ごろ、市中心部で開かれているクリスマス市の近くで発生した。
CNN系列のニュース専門局BFMは、容疑者が警察の作戦で負傷したと伝えた。ストラスブール生まれの29歳の男だという。
同市にある欧州議会の本会議場は封鎖されている。タヤーニ議長はツイッターで「テロや犯罪には屈しない」と強調した。
パリ検察によると、対テロ部門が捜査を主導している。
負傷者は市内の病院へ運ばれた。
内務省はツイッターで市民らに対し、屋内にとどまるよう呼び掛けた。
マクロン仏大統領は事態を注視しつつ、内相に現場へ向かうよう指示した。
ストラスブールの市長はツイッターで「重大な」事件が起きたと述べ、犠牲者らに追悼の意を表した。