米国防長官代行、アフガンを電撃訪問 ガニ大統領らと面会
カブール(CNN) 米国のシャナハン国防長官代行は11日、アフガニスタンを予告なしに訪問し、同国のガニ大統領らと面会した。
シャナハン氏はアフガン到着後、数時間のうちにガニ氏やアブドラ行政長官、カリド国防相と面会した。
トランプ米大統領は昨年末、米軍のシリア撤退と当時に、アルガンに駐留する1万4000人規模の部隊を半減させる方針を決めたとされる。
だがシャナハン氏は同国へ向かう機内で、アフガン駐留部隊の縮小に向けた指示は受けていないと明言した。一方で、米国が反政府武装勢力タリバーンとの間で進める和平交渉を支援する任務があると語った。
駐留部隊縮小の方針に対しては、トランプ政権内部からも反対意見が上がっている。シャナハン氏の前任者であるマティス前国防長官は、シリアからの撤退の決定に抗議して政権を退いた。