ISIS参加の米女性、帰国を希望 「後悔している」
ムサナさんは19日、米ABCニュースとのインタビューで、これまでの投稿を恥じていると明かし、できることなら撤回したいと語った。「米国が私を脅威とみなさず、受け入れてくれることを願っている」と訴えた。
だがたとえ帰国できたとしても、ムサナさんの思い通りにはいかないかもしれない。
代理人によれば、家族はムサナさんが訴追される可能性もあることを理解し、ただ法に基づく適正な手続きだけを求めているという。
米司法省にムサナさんが送還、起訴されるかどうかを尋ねたが、返答は得られなかった。国務省報道官は19日、ムサナさんの件について具体的にコメントすることはできないとしたうえで、シリアのISISメンバーに対する同省の方針は「本国への送還」であり、他国にも同じことを求めていると述べた。
ムサナさんはメモにこう書いている。「爆撃と飢え、寒さと恐怖の合間に静かな時間があると、私はかわいい小さな息子を見て思う。ここは私のいる場所じゃない、それはこの子も同じだと」
だがそれに対して、ヒューズ氏の言葉は厳しい。「彼女がしたことを美化するのはやめよう。外国のテロ組織に参加していたのだ」と指摘している。