NZが銃規制強化へ アーダーン首相、2度目の現地訪問も
(CNN) ニュージーランド南部クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で起きた銃乱射事件を受けて、アーダーン首相は18日、銃規制の強化を目指す意向を明らかにした。閣内では「原則として」、銃規制の改革について合意が得られているという。10日間以内にも規制案が発表される見通し。
アーダーン首相はまた、20日にクライストチャーチを訪問し、襲撃に際して最初に対応した人々や遺族と面会する。首相は事件後の16日、現地を訪問し、イスラム教徒の人々と面会していた。
アーダーン首相は銃規制強化について、期間が短いことから一部の銃保有者にとって疑念を及ぼす可能性があると認めながらも、NZの大部分の銃保有者から修正の必要性について合意が得られると信じていると述べた。
NZ電子商取引大手の「トレードミー」は18日、ネット上での半自動小銃の販売を終了すると明らかにした。
NZは19日、議会を招集し、犠牲者らへの弔意を表明する。20日も議会は開催される見通し。
クライストチャーチで15日に起きた銃乱射事件では、50人が死亡した。