ロシア旅客機が炎上、死者41人 モスクワの空港
(CNN) ロシアの連邦捜査委員会によると、5日にモスクワのシェレメチェボ空港を出発したアエロフロート・ロシア航空機内で火災が発生し、同機は空港に引き返してさらに炎上した。乗客73人、乗員5人のうち41人が死亡したという。
連邦捜査委員会のメンバーが空港での記者会見で語ったところよると、死者の中には子ども2人が含まれていた。37人が脱出し、このうち5人が入院している。
炎上したのはモスクワ発、北西部ムルマンスク行きのスホイ・スーパージェット100型機。シェレメチェボ空港に引き返して緊急着陸した。
ソーシャルメディアには、滑走路上で炎に包まれる機体や、緊急脱出スライドを使って避難する乗客らの映像が流れた。別の出発便に搭乗していた乗客が撮影し、インスタグラムに投稿した映像では、機体から黒い煙が立ち上っている。
ロシア政府の報道官によると、プーチン大統領は機体炎上の報告を受け、原因の究明に向けた徹底捜査を指示した。
アエロフロートは火災が発生したことを確認したが、死傷者数は発表していない。