武装集団、トルコ人の建設作業員4人を誘拐 ナイジェリア
ナイジェリア・ラゴス(CNN) 西アフリカ・ナイジェリアの当局は23日までに、同国クワラ州の村で武装した男6人がトルコ人の建設作業員4人を誘拐したと明らかにした。
警察の広報担当によれば、建設作業員は20日、村にあるバーで酒を飲んでいたところ、武装集団に誘拐された。誘拐事件に対応する特殊部隊を含む治安部隊が捜索のために派遣された。これまでのところ、身代金の要求はなく、警察への接触もないという。
ナイジェリアでは今月15日にも、沖合を航行していた船舶からトルコ人の船員10人が誘拐される出来事も起きていた。警察やナイジェリア海軍によれば、捜索が続いているという。
ナイジェリアではここ数カ月、著名なナイジェリア人や外国人らが誘拐される事件が起きている。
5月には教育委員会の会長とその娘が幹線道路を移動中に誘拐されたが、その後、警察によって救出された。
元サッカー選手のサムソン・シアシア氏の母親が自宅から誘拐される事件が先週起きていた。地元メディアによれば、34万ドルの身代金の要求があったが、母親の居場所は分かっていない。
産油地帯のニジェール・デルタで4月、カナダとスコットランドの作業員が誘拐されてもいた。