軍用機が住宅地に墜落、17人死亡 パキスタン首都近郊
イスラマバード(CNN) パキスタン軍によると、首都イスラマバードに隣接するラワルピンディで30日未明、軍用機が住宅地に墜落し、少なくとも17人が死亡した。
軍の広報部門ISPRによると、死者のうち12人は地上にいた。残る5人は墜落機の乗員で、この中には軍の幹部2人が含まれている。さらに2人が負傷したとの報告がある。
地元住民らによれば、午前2時ごろに異様に低く飛ぶ飛行機が見え、大きな爆発音が聞こえたという。機体が空中で回転し始めた後、突然墜落したとの目撃談もある。
墜落現場周辺には労働者らの村が広がっている。住民によれば、複数の民家が損壊した。
地元で自転車店を営む女性は、墜落から10分以内に軍のヘリコプターや救急車が到着し、現場を封鎖したと語った。
周囲に街灯はなく、真っ暗だったという。この女性は、操縦士が空き地と勘違いして着陸を試みた可能性を指摘した。
墜落原因についての情報は入っていない。