タワーブリッジが開いたまま、交通渋滞引き起こす 英ロンドン
ロンドン(CNN) 英ロンドンにある観光名所タワーブリッジが22日午後、機械的な不具合から開いたまま閉じなくなって交通渋滞を引き起こす出来事があった。
テムズ川にかかるタワーブリッジは長さ240メートルの跳ね橋で、船が橋の下を通過する際に左右の橋が持ち上がる。年間約800回開閉が行われる。
しかし、22日には橋が上がった状態でしばらくの間、動かなくなってしまった。
橋が閉じなくなったことで大渋滞が発生。車両や歩行者は少なくとも1時間待機を余儀なくされた。警察は車両の利用者に対して別のルートを探すよう要請したという。
歩行者や自転車利用者らは橋の上で立ち往生する羽目になった/Hollie Adams/Getty Images
警察によれば、橋が開いたままになったのは機械的な不具合が原因だった。
タワーブリッジは1894年に完成。かつては蒸気機関によって稼働していたが、1976年以降は電力によって動いている。