イラン外相、イスラエルへの「報復」宣言 核施設の停電めぐり
ナタンツ核施設で起きた事態については、イラン当局者が11日、「破壊活動」によって地下施設で停電が起きたと説明。同施設で新しい遠心分離機を稼働させた数時間後の出来事だったことも明らかにした。
被害の程度は不明だが、ザリフ外相が遠心分離機の交換に言及したことは、物理的に大きな被害が出たことを示唆している。
イラン当局によると、この事態による死傷者は出ていない。一方、国営メディアは、イラン原子力庁の報道官がこの日、7メートルの高さから転落して重傷を負ったと伝えた。
ナタンツの核施設の衛星写真=4月7日/Planet Labs Inc./AP