ワクチン接種拒否の税関職員9人を解雇、NZ
(CNN) ニュージーランド(NZ)の税関当局は6日までに、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒んだとして9人の税関職員を解雇したとの声明を発表した。
ニュージーランド政府は国境管理や隔離業務に従事する職員全員に対しワクチン接種を義務づけ、関連施設に入る際、接種証明の提示を求めてもいる。
税関当局によると、最前線の職務に就く職員のうち95%以上がワクチン接種を1回受け、85%が2回目の投与を済ませている。
接種を受けていない残り5%の職員の大半は税関内の別の職域へ異動させる処置を講じている。今回解雇された9人については再配置の余地が極めて限られていたとも述べた。