アフガン首都が1~2カ月で孤立か、陥落の可能性も 米情報分析
国防総省報道官は11日の記者会見で、「アフガンから来る情報分析」にはコメントしないとしつつ、引き続き現地の状況を注視していると説明。治安の悪化に懸念を示し、引き続きアフガン軍への空からの支援や、安全かつ秩序ある方法での撤退完了に注力していると明らかにした。
現在のところ、米国が在アフガン大使館から退避する兆候はない。CNNは10日、事情に詳しい情報筋2人の話として、タリバーンの攻勢が続く中で国務省当局者が大使館人員のさらなる削減を協議していると報じていた。
タリバーンはこれまでにクンドゥズを含む9つの州都を制圧。カブール北方にあり首都防衛に不可欠とみられているバグラン州の一帯も制圧され、米国が状況を注視している。