アフガン首都が1~2カ月で孤立か、陥落の可能性も 米情報分析
(CNN) アフガニスタンの首都カブールは反政府勢力タリバーンの攻勢によって今後30~60日で孤立化し、より陥落しやすい状況になる可能性があることが分かった。米国の情報分析に詳しい政府高官が明らかにした。
別の当局者によると、90日以内にカブールが陥落するとみる分析もあるという。
当局者らは、情報分析には複数のものがあり、想定する時間軸はそれぞれ異なると注意を促している。
ただ、20年に及んだアフガンでの米国の軍事作戦を経てカブールが陥落すれば、衝撃的な敗北となる。そうなればアフガン政府の崩壊を招き、現地での米国の外交的なプレゼンスを危険にさらす可能性が高い。バイデン政権は米軍の撤退完了後もその維持を言明している。