台湾への全面侵攻能力、中国が25年までに持つ可能性 台湾国防部長が言及
台湾と中国は70年以上前の内戦終結以降、別々に統治されてきた。中国共産党は2400万人が住む民主制の根付く島を一度も統治したことはないが、台湾を不可分の領土と位置付けている。
中国は台湾奪取のための軍事力行使を排除しておらず、海峡間の緊張激化は台湾と米国の結託が原因だと主張している。
中国外務省の華春瑩報道官は4日、「米国は台湾に武器を売り、台湾との公的・軍事的関係を強化し、台湾に米軍機を着陸させ、台湾海峡に米軍艦を頻繁に航行させるという悪い動きをしている」と述べた。
中国外務省は6日、同国の外交高官の楊潔チー(ヤンチエチー)氏と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がスイス・チューリヒで会談し、米中関係などについて意見を交わすと公表した。