行方不明の4歳女児、19日ぶり無事発見 オーストラリア
(CNN) オーストラリア西部でキャンプ場のテントから連れ去られたとみられていた行方不明の4歳の女の子が3日、19日ぶりに無事発見・保護された。
行方不明になっていたのはクリオ・スミスちゃん(4)。西オーストラリア州警察の発表によると、家族で滞在していたキャンプ場から48キロほど離れた民家で発見され、両親と無事に再会を果たした。クリオちゃんは元気そうな様子だという。
警察は地元の男性(36)を拘束して事情を聴いている。家族とのつながりはないという。
警察は現地時間の午前1時ごろ、同州カーナーボンで鍵のかかった民家に突入して女の子を発見。警官が抱き上げて名前を尋ねると、自分でクリオちゃんの名を名乗ったという。警察は「私たち全員が願い、祈っていた結末だった」と胸をなでおろしている。
クリオちゃんの母親は、インスタグラムに「家族全員が再びそろいました」と投稿した。
クリオちゃんは寝袋に寝ていた/Western Australia Police Force
クリオちゃんは10月16日早朝、カーナーボンの約50キロ北部にあるマクラウドのキャンプ場で、一家のテントから姿を消した。一家はその前日の夜に到着していた。
母親のエリー・スミスさんによると、クリオちゃんは16日午前1時半ごろに目を覚まして水が飲みたいといい、その後また眠りに就いた。スミスさんが午前6時ごろに目を覚ますと、クリオちゃんがいなくなっていたという。