アウシュビッツ収容所の「入れ墨器具」が競売に 生存者から怒りの声

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アウシュビッツ強制収容所の収容者は数字を刻印されていた/Reuters

アウシュビッツ強制収容所の収容者は数字を刻印されていた/Reuters

競売会社は手数料を25%に設定する考えだが、アウシュビッツの生存者はこれを犯罪的と批判。96歳の生存者の男性は「もし本当なら犯罪だ」と述べ、自身の腕から切除した数字の入れ墨の写真を見せた。

競売商は今回の競売について、意識啓発や入れ墨器具が適正な持ち主の手に渡るようにするためと説明している。

ただCNNの記者は、不正な所有者の手に渡ることを心配するなら、博物館に寄贈すべきだと指摘し、アウシュビッツに4年間収容されていた自身の祖父も「1088」という入れ墨を刻印されていたと語った。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ドイツ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]