中国の習主席、米国と協力する用意あり バイデン氏との会談は来週か
書簡は米ワシントンで同日開かれた米中関係全国委員会の夕食会で、中国の秦剛駐米大使が読み上げた。
米国の当局者は先月、年内にオンライン首脳会談を実施することで中国側と原則合意したと明らかにしていた。米中関係の安定を確保するための取り組みの一環となる。
米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する中国政治の専門家、ビクター・シー氏は今回の会談について、2国間関係にとって前向きな動きだと指摘。「トランプ政権後半に比べて米中関係が正常な軌道に戻りつつあることの暫定的な兆候といえると思う」とCNNに述べた。
バイデン氏と習氏が前回会談したのは9月。このときは電話会談で、時間は約90分間だった。