ドゥテルテ氏長女、副大統領選に立候補 フィリピン

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フィリピンのドゥテルテ大統領と長女のサラ氏=2018年4月、中国・海南省/AFP/Getty Images

フィリピンのドゥテルテ大統領と長女のサラ氏=2018年4月、中国・海南省/AFP/Getty Images

フィリピン・マニラ(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領の長女で南部ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏(43)が13日、副大統領選への立候補を届け出たことが分かった。

サラ氏は今年の複数の世論調査で次期大統領候補の筆頭として名前が挙がっていたものの、これまで出馬についての発言は一貫していなかった。

サラ氏は来年5月9日の選挙に、連邦党とラカスCMDの連立候補として出馬する。大統領候補としてペアを組むのは「ボンボン」の愛称で知られるフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏。

サラ氏は今週、ダバオ市長選への立候補を取り下げ、同市に拠点を置く政党を離党していた。

フィリピン国民は来年の選挙で大統領以下、知事や市長、地方当局者を選出する。フィリピンでは正副大統領は別々に選ばれる。

CNN提携局のCNNフィリピンによると、副大統領選でサラ氏と競うのは父親の側近のボン・ゴー上院議員やティト・ソット上院議長など。

ドゥテルテ氏は大統領を6年間務め、再選出馬を禁じるフィリピン憲法の規定に従って身を引く。

大統領候補としては1986年に失脚した故マルコス大統領の息子であるマルコス・ジュニア氏や、ボクシング元世界王者のマニー・パッキャオ上院議員、現職副大統領でドゥテルテ氏に批判的なレニー・ロブレド氏、元俳優でマニラ市長のイスコ・モレノ氏が名を連ねている。

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