ウクライナ侵攻のロシア軍一部で士気衰退の兆候、米分析

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ハリコフでの戦闘で損壊したロシア軍の軍用車両/Sergey Bobok/AFP/Getty Images

ハリコフでの戦闘で損壊したロシア軍の軍用車両/Sergey Bobok/AFP/Getty Images

(CNN) 米国防総省高官は3日までに、ウクライナに侵攻したロシア軍の内情に触れ、一部の部隊で士気が衰退している兆候がみられるとの判断を示した。

米国が独自に得た情報として、ウクライナ軍の抵抗の規模が予想していたものより激しいことが士気の落ち込みにつながったと指摘。

ウクライナ侵攻に動員されたロシア軍部隊の相当な人数が徴集兵で非常に若い男性で構成されており、「全員が明らかに十分な訓練や準備を受けず、戦闘任務に駆り出されることを知っていたわけではなかった」とも推測した。

ウクライナのゼレンスキー大統領も2日夜、ロシア軍部隊の士気は崩れているとの見方を表明。フェイスブックへの書き込みで、「ますます多くの占領者たちが槍(やり)や銃、戦車やヘリコプターで敵を駆逐する我々の前からロシアへ逃げ帰っている」と主張した。

「我が軍は敵を完全に打ち負かすべく全てのことをやっている。1週間で9000人のロシア人を殺害した」とも述べた。ただ、CNNはウクライナ側が推定するロシア軍の死者数の真偽を確認出来ていない。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]