中国当局者がロシア大使と会談、声明にウクライナに関する言及なし
(CNN) 中国外務省によると、渉外安全事務局の程国平氏は17日、ロシアのデニソフ駐中国大使と会談した。
外務省は18日午前の短い声明で、会談では程氏がデニソフ氏に「両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)」について説明し、「中ロ関係やテロ対策、安全保障協力」に関し意見交換したと述べた。ロシアによるウクライナでの戦争について言及はなかった。
ブリンケン国務長官ら米高官は、ロシアがウクライナ侵攻をめぐり中国に軍事支援や経済援助を要請したと主張している。
14日には、西側当局者や米国の外交官がCNNに対し、米国は中国がロシアへの軍事・財政支援に前向きな姿勢を示したことを示す情報を入手していると明らかにした。
ただ、中ロ両国は軍事支援要請があったことを否定している。
米ホワイトハウスの17日の声明によると、バイデン大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席は18日の会談でロシアのウクライナ侵攻について話し合う見通し。