マリウポリ、集団墓地の存在裏付ける情報が「増加」 国連
(CNN) ウクライナの人権状況を監視する国連チームのトップは25日、包囲された状態が続く南部の都市マリウポリについて、市内に複数の集団墓地があることを裏付ける「情報が増えている」と明らかにした。
国連ウクライナ人権監視ミッションのトップ、マチルダ・ボグナー氏が記者会見で述べた。約200人が埋葬されていると推定される墓地もあるという。
ただ、これらの集団墓地の埋葬者全員が民間人とは限らないとした。
ボグナー氏はまた、マリウポリでは食料や電気、水の不足から「通常の死亡率」も増加していると指摘。死亡しているのは民間人だけではないとも強調した。