鉄道駅へのミサイル攻撃は「戦争犯罪」 ウクライナ大統領
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は8日夜の演説で、東部ドネツク州クラマトルスクの鉄道駅を狙ったロシア軍の攻撃について、背後にいる者全員が責任を負うことになると強調した。
同大統領は「これもまたロシアによる戦争犯罪だ。関与した者は全員責任を負うことになるだろう」と発言。そのうえで、ロシアは国を挙げて宣伝工作を行い、攻撃がウクライナ軍によるものだと主張していると付け加えた。
またドネツク州軍事行政トップからの当初の報告も確認した。報告では、攻撃により子ども5人を含む少なくとも50人が死亡したとされていた。
ゼレンスキー氏は、首都キーウ(キエフ)郊外の町ブチャでの大量虐殺などと同様に、今回のミサイル攻撃も戦争犯罪として法廷で裁かれなければならず、実際にそうなるとの見解を示した。
さらに、国際社会にはこうした戦争犯罪に対する断固たる対応を期待すると述べた。