メキシコの行方不明者10万人を突破、求められる捜索態勢の強化
赤十字国際委員会(ICRC)は行方不明者の家族の苦しみに触れ、「親族には何が起きたのか知る権利がある」と訴えた。
それでもメキシコ政府の対応には進展もあったとバチェレ氏は指摘。メキシコは国連強制失踪委員会(CED)の訪問を初めて認めた国であり、同委員会はメキシコの13州と連携するとした。
ICRCも国連も、行方不明者の家族が政府や当局と連携して捜索に当たることができるようにすべきだと訴えている。
バチェレ氏は声明の中でメキシコ政府に対し、行方不明者の家族を取り組みの中心に据え、効果的な捜査や捜索のために必要な予算や人員を割り当てるよう求めている。